先月、人生で初めて3日間のファスティングを行いました。
初めてということもあり、調べに調べてファスティング前の準備期間から身体を慣らして実践していきました。
そして、3日間ファスティングを終えた直後の回復期間も気を付けながら過ごしました。
しかし、気を付けたといってもなかなか私の思っていた結果にはならず、初めてのファスティングは失敗に終わったかな?と感じています。
今回は、人生初の3日間ファスティングをすべて終えた後に感じたことを紹介します。
ファスティング後の回復期間を終えて感じたこと
今回私は以下のスケジュールでファスティングを行いました。
- ファスティング前の準備期間…ファスティング1週間前から準備食にした
- ファスティング期間…3日間は酵素ドリンクと水のみ
- ファスティング後の回復期間…ファスティング後1週間は回復食にした
準備食と回復食は、食事で摂っておきたい栄養素の頭文字をとった『まごにわやさしい』を意識して摂りました。(『に』と『さ』は注意しながら摂っています)
なぜ失敗と思ったのか
もともと、ファスティングを始めようと思ったきっかけは「妊活」「腸内(体内)環境のリセット」「ダイエット」に効果があると聞いたからです。
その為、この3つがファスティングをする目的となりました。
この目的に関しては、達成できたと思っています!
「妊活」については妊娠したという訳ではないので達成したと言いにくいですが、「妊活」=「体内環境を整える」という目的だったので、達成したのではないかと思っています。
では、なぜ失敗したと思うのか…
こちらが理由になります。
- 「デブ脳」スイッチがオンになってしまったから(スイッチが戻った?)
- リバウンドしてしまったから
- 便秘になったから
失敗の原因は?
1.「デブ脳」スイッチがオンになってしまったから
「デブ脳」って?と思う方もいると思います。
「デブ脳」は、お腹が空いていない、もしくは満腹なのに、「何か食べたい!」と思うことです。
なぜその様に思うのか。
脳内にはセロトニンという神経伝達物質があります。(幸せホルモンとも呼ばれています)
このセロトニンが不足すると、脳が手っ取り早くセロトニンを増やそうとします。それが原因で、甘いものが食べたくなったり、お腹が空いていなくても「何か食べたい!」というニセの食欲を生んでしまったりします。
ちなみにセロトニン不足の原因として、ストレスや睡眠不足・不規則な生活などが挙げられています。
丁度ファスティング終了時、プライベートでモヤモヤがあったのでそれが原因でセロトニンが不足していたのかもしれないです!(今はモヤモヤ解決しました)
今回、デブ脳についてこんな本を見付けました!
物凄く興味がわいたので読んでみようと思います。
2.リバウンドしてしまったから
どのくらいリバウンドしたかというと、ファスティング終了してから+2.5kg程戻りました。(準備期間前~ファスティング終了時で3.4kg減りました)
「……。笑」
リバウンドに関しては、「デブ脳」のスイッチオンと繋がりますね。
回復期間1日目、久しぶりに固形物を身体に入れるのが少し怖かったです。
というのも、せっかく体重が減ったのに「少しでも体内に何か入れてしまうと体重が増えてしまう!」と思いました。
しかし、久しぶりの食事が本当に本当に美味しすぎて、そんな気持ちは飛んでいきました。笑
きっと「またファスティングすれば体重落ちるし~」とどこかで思っている自分もいたのだと思います。
この思考もセロトニン不足によるものなのでしょうか。(ちょっと違う?笑)
要は完全なる「デブ脳」です。
3.便秘になったから
回復期間2日目あたりからお腹の張りを感じました。そして3日目もずっとお腹が張っていて気持ち悪かったですね。
ただ回復期3日目で、なんとか出るものが出ましたが、硬すぎて痛かったです。笑
せっかくファスティングして腸内環境が整ったと思ったのに、なぜ便秘になったのか。
回復食を見返してみました。
食事内容は『まごにわやさしい』の『に』と『さ』を抜いたものを意識して摂っていました。回復期間1日目~3日目までの食事内容です
1日2食になってしまっているのは、仕事でお昼休みがないからです。お水・酵素ドリンクを飲んで過ごしていました。
改めて食事内容を見返し、原因は以下のことかな?と思いました。
- 食物繊維を急に摂り入れてしまった
- 回復食2日目からモズク・めかぶ・キノコ類を摂っていた
- 良質な油分の摂取がなかった
- そもそも油分を摂っていなかった(まだ摂るのには早いと思っていた)
- 水分と酵素ドリンク不足
- 食事を摂るようになり、水分が減っても平気になってしまった
- 酵素ドリンクも同様に飲む頻度が減ってしまった
- 回復食1日目から固形物が多かった
- 重湯もしくは梅流しにしてみようと思った
- 重湯もしくは梅流しにしてみようと思った
失敗をなくすためにどうすべきか
何が失敗だったのか・その原因は何だったのか考えた上で、その失敗をなくすためにすべきことをまとめました。
今後もファスティングは取り入れていこうと思っているので、次に活かしていきたいと思います。
初めてのファスティングで起きた出来事から学んだこと
初めてのファスティングで以下の2点を学ぶことができたと思います。
ファスティング中の体脂肪率上昇
ファスティング中ずっと疑問に思っていたのは、体重が減っているのに体脂肪率は上がってるということです。
筋肉が減ったのかな?
だから体脂肪が増えたように見えるのかな?
と思いましたがそうではありませんでした。
そもそも何も食べていないのに「脂肪」が増えるわけがないそうです。
断食期は体脂肪率が上がりました。これは脂肪量が増えているのではなく、筋肉や肝臓に蓄えられている糖が使われるため、比率として体脂肪率が上がってしまうそうです。つまり、体脂肪量は変わりないということです。
引用:ファスティングダイエット
あくまで体脂肪率が上がったように見えているだけで、脂肪の量が増えているわけではないことがわかりました。
ファスティング後、しっかりと体脂肪率は戻りました。
生理が遅れてしまったこと
いままでそんなに生理周期のズレはありませんでした。
そのため、ファスティング後生理予定日から1週間も遅れて生理がやってきました。
一瞬、妊娠したのかと思いました。
まあ、そんな簡単に効果は出ませんね。笑
そんな話はさておき、なぜ生理が遅れたのか。
理由は以下の通りです。
- ファスティング中は飢餓状態になるため、人間にとってはある意味緊急事態
- あらゆる面で普通とは異なり、ホルモンバランスも乱れる
- 女性ホルモンを作る材料が不足してしまうと考られる(個人差あり)
- 女性ホルモンを作る材料の一つであるコレステロールが、ファスティング中は入ってこないことと、脂肪燃焼により体内ストックも少なくなる
参考元:ファスティング明けの生理周期
生理が遅れてしまうと心配になりますが、ちゃんとこのような理由があるからということが分かりました。
今後ファスティングを行う際は、しっかり理解していれば心配も減りますね。
まとめ
今回は初めての3日間ファスティングを終えて感じたことをご紹介しました。
初めてのファスティングということもあり、気合を入れて取り組んだつもりでしたが、結果として失敗したと思いました。
ただ、ファスティングのおかげで一度身体をリセットさせてあげることが出来たこと、身体がスッキリしていく感覚を感じれたことには満足しています。
今後もまた取り入れていこうと思いました!
そのためにも「デブ脳」を卒業のためにセロトニン(幸せホルモン)を増やし、健康的な身体作りを目指していきたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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